地方在住の人でも、車を手放して公共交通機関や自転車、徒歩などの代替手段を活用することで、節約効果が期待できることについてお話します。
また、車なし生活の大きなデメリットについても紹介します。
車を手放して得られる節約効果
車を手放して代替手段を利用することにより、以下のような節約効果が期待できます。
車両費の節約
車にかかる車両費(維持費、修理費、保険料)などを抑えることができ、毎月の費用を減らすことができます。
駐車場代の節約
車がなければ駐車場代を払う必要がなくなるため、節約が期待できます。
地方在住の場合でも、車を置く場所によっては駐車場代が高額になる場合があります。
ガソリン代の節約
車を使わなければ当然ガソリン代もかからなくなるため、燃料費を抑えることができます。
特に、地方在住の場合は車を多用することがあるため、その分の節約効果が大きいと言えます。
各種税金の節約
自動車税や重量税、自賠責保険料なども含め、さまざまな車に関する税金を節約することができます。
我が家の場合
普通自動車と軽自動車の2台を所有しています。
普通自動車で1年間にかかる金額
車両費 416,667円 (車両価格2,500,000円、減価償却6年)
自動車税 30,500円
自動車保険料 46,010円
自賠責保険料 13,590円 (27,180円 車検は2年毎)
車検代 35,000円 (70,000円 車検は2年毎)
計 541,767円
軽自動車で1年間にかかる金額
車両費 375,000円 (車両価格1,500,000円、減価償却4年)
自動車税 10,800円
自動車保険料 32,270円
自賠責保険料 9,865円 (19,730円 車検は2年毎)
車検代 25,690円 (51,380円 車検は2年毎)
計 453,625円
こんなにかかってたの?
合計で、995,392円。
1ヶ月で割ると、82,949円。
尚、毎月のガソリン代や不定期なタイヤ代などは含めていません。
当たり前のように所有している車ですが、インフレで値上がりがすごい昨今。
間違いなく、家計を圧迫する高級品です。
手放すことを考える必要性を強く感じます。
車なし生活のデメリット
地方在住である私が思う、デメリットを紹介します。
仕事に行けない
公共交通機関は、徒歩10分のところにバス停があります。
しかし、1時間に1本。
転職すれば、もちろん可能な場合がありますが、基本的には車が必須です。
実家に行けない
実家の周りに、公共交通機関はありません。
自宅から5キロなので、自転車で行けなくはないですが、親と買い物に行くときに困ります。
リサイクルセンターに行けない
普通ごみ以外は、所定場所に持っていく必要があります。
自宅から2キロなので行けなくはないですが、粗大ごみを捨てることもあるので、車なしだと不便です。
病院に行けない
定期的に受診しています。
回り道で時間がかかりますが、公共交通機関があるので行けなくはないです。
頻度が少ないので、タクシーを使用する選択肢もありますね。
人と会えない
地方在住の人は、当たり前のように1人1台所有しています。
外食をするときも、もちろん車。
人付き合いするのに、車なしだと不便です。
頻度が少ないので、タクシーを使用する選択肢もありますね。
まとめ
現実的に、まだ車を手放すのは難しいということが分かりました。
しかし、手放すことの節約効果は絶大です。
かかる金額を把握するだけでも、身が引き締まると思います。
同じように手放すことが難しい人は、他で節約できることを考えていきましょう。
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