隔世遺伝の貧血もちで、治療もせずに40代になってしまった私。過多月経だったので病気かもしれないと、怖くて病院に行けませんでした。同じ悩みをもつ女性へ、貧血を甘く見ないで治療を始めるきっかけになればうれしく思います。
健康診断で引っかかったら、すぐ病院へ
1年前の健康診断でヘモグロビン7.8。普通の人の半分です。この状態の症状は、たまにふらつきがあるのと、朝から気力がなく頑張れません。何とか仕事ができるレベル。無理ができないので、休日によく昼寝をしていました。
治療のきっかけは、親身になってくれた保健師さん。普通に生きていきたいと強く思いました。
貧血の原因をきちんと調べてもらう
貧血の原因は、さまざまです。過多月経や子宮系の病気、他のところからの出血もあるそうです。
私の場合は、まず病気があるかどうかMRIで全身検査もして見当たらなかったので、生理を止める服薬からスタートしました。
生理を止める服薬は、更年期障害との闘い
夏前に開始したこともあり、服薬の副作用である更年期障害は思ったより大変でした。元々寒がりで、夏場エアコンが効いた会社では、カーディガンが必須でした。
しかし、副作用でほてりや発汗が度々あり、カーディガンいらずです。人と話をしている最中も副作用が襲ってくるので、闘いながら仕事をしていました。
自分でもできることを探して、改善につなげる
治療は、服薬→注射と医師の力を借りていますが、自分自身ができることを探して、改善につなげていくように意識していました。
具体的にはサプリメント、鉄なべや鉄フライパンを購入し、食生活も鉄分摂取できるよう、できる範囲で努力しました。
貧血を改善できたメリット
疲れにくくなり、仕事が頑張れる
今までは、頑張ると疲れるので、省エネで仕事をしていたときがありました。社会人としては失格ですが、何とか仕事を続けるため私なりに考えた生きる道です。
貧血が徐々によくなり、疲れにくくなったので、仕事のパフォーマンスが確実に上がったと思います。
髪の毛が生えてくるようになった…
恥ずかしい話ですが、悩んでいたつむじの薄毛が気にならなくなりました。女性にとって髪の毛はとても大切で、薄毛というのは受け入れがたいことです。
視線も気になるので、隠すものを日々使用していました。ストレスでしたし、増毛とか本当に悩んでいました。
将来のことを考える余裕ができて、行動できるようになった
気力がなく無理ができなかったので、ずっとブレーキを踏んだ状態でしたが、体調がよくなってからは、自分と向き合い、将来のことを考える余裕ができました。
物事を前向きに考えられるようになり、行動する意欲もわいてきました。精神的な面も大きいです。
まとめ
病院通いをきっかけに、真剣に貧血と向き合い闘ってきました。ヘモグロビンは正常値で安定していますが、もちろん今も病院通いは続いています。
自分の大切なからだなので、少しでも若いうちに貧血治療に行ってもらえればと心から願います。